住宅造りキーワード ~第48回~
知っていますか!-住宅編-
【住宅造りキーワード】 第29回 NO,0078
●太陽光発電 その4
⑥太陽光発電の仕組み
太陽光発電のシステムは、ほぼ5つの部材で構成されています。
太陽電池、設置架台、接続箱、パワーコンディショナー、分電盤、
電力量計(売電用メーター・買電用メーター)全ての機器一式で
太陽光発電システムとなります。
太陽電池(太陽光パネル)
太陽電池パネル一枚をモジュールと呼び、その中にブロック状に
埋め込まれた1枚1枚をセルと呼びます。
接続箱
太陽光発電は数枚~数十枚の太陽電池(モジュール)で発電しますが、
その複数の太陽電池が発電した電気を集めてパワーコンディショナーに
送るための機器です。
パワーコンディショナー
パワーコンディショナーは、電気を直流から交流に変換する機器です。
太陽電池で発電する電流は直流で、一般家庭などで使用するには交流に
変換する必要があり、その役割をパワーコンディショナーが行います。
分電盤
パワーコンディショナーで交流に変換された電気は、屋内の分電盤に送られます。
分電盤は、太陽電池で発電した電気を家庭内に分配するとともに、余った電気を
電力会社に送る役割も行います。
電力量計(売電メーター・買電メーター)
電気がどれだけ売れたか又、どれだけ購入(使用電気料金)を計測する電力量計(メーター)です。
夜間などの太陽電池が発電しない時間帯は電力会社から電気を買う必要があり、2つのメーターで
構成されています。
モリス住宅総合研究所