住宅造りキーワード ~第62回~
住宅造りの四方山話
【住まい造りの知識編】 NO,0011
契約から着工、完成、引渡しまでの流れ
地鎮祭
地鎮祭には二つの意味合いがあります。
一つは、家を建てるその土地に住まうとされる神様を祝い鎮め、
その土地を使用させてもらうことをお許し願うことです。
二つ目は、これから始まる工事の安全とその家の繁栄を祈願することです。
したがって地鎮祭は、建築を着工する前に行う儀式です。
しかしながら建築主の考え方で行うもよし又、行わない選択もあり得ます。
最近では地域の風習が時代と共に褪せる中で、特に都会では地鎮祭を行わない傾向になりつ
つあり、やるにしても費用面の事を考えて簡略的に済ませる人もいます。
また一方では、一生に一度のことだからけじめとしてやっておこうと考える方もいます。
地鎮祭を行うか否かを住宅会社の担当者から聞いてきますので、
やっておこうと希望されれば全ての手配をしてくれます。
費用も掛かりますが、そんなに高額なものではありませんし、
地鎮祭を行うことにより家作りに携わる監督さんや下請け業者さんたちと顔合わせが出来ますし、
これから大切なマイホームを建てて下さる方々へ「これから宜しくお願いします」
ときちんと挨拶が出来る場でもあります。
ここでは一般的な解説をさせていただきますが、あなたがこれから行おうとしている
地鎮祭については、その土地の氏神様をお守りしている神社に直接問い合わせてみましょう。
モリス住宅総合研究所