住宅ミニ知識

住宅造りキーワード ~第65回~

住宅造りの四方山話    
【住まい造りの知識編】        NO,0014
   
●契約から着工、完成、引渡しまでの流れ

○構造編 その2               
住宅の構造躯体(工法)には、木造の他に
重量鉄骨、軽量鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)
があり、各工法の特徴をお話します。

★軽量鉄骨(プレハブ住宅)工法
鉄骨系の部材で建物を支える構造。住宅の場合、
木材軸組み工法の柱や梁などの構造体を軽量鉄骨に置き換えた
「鉄骨軸組み工法」で建てるのが一般的です。
軽量鉄骨造とは、厚さ6mm未満の鋼材で造られた建築物を指します。
現場での作業は「組み立てる」ことが中心なので、
他の工法に比べ工期は短縮されるメリットはありますが、
規格化、工場生産によるコストダウンがプレハブ住宅の特徴のため、
間取りやデザインに対しての自由度は余りありません。

★重量鉄骨工法                 
柱、梁、床スラブおよび耐力壁を一体につくって建物を構成する工法で、
材と材が交わる部分が剛接合によって固定されているのが特徴です。
中・高層の建物に多く見られ、住宅ではビル形式の併用住宅ないし
集合住宅などに採用されています。
強靭で、大きな空間を作ることが可能で、間取りの自由度が高いメリットがありますが、
錆と熱伝導の高さ(鉄骨部分が熱橋となってしまいます)で断熱性については不利です。
6mm以上の鋼材で造る場合、重鉄鉄骨骨造と呼ばれます。

★鉄筋コンクリート工法
鉄筋コンクリート造とは、セメント・砂・砂利から成るコンクリートと鉄筋が
一体となって建物を支える構造です。「RC造」とも呼びます。
耐震性、耐久性にも優れた建物を期待でき、断熱性についても
外断熱を採用することによってコンクリートの比熱の高さが幸いして、
快適な住空間を実現できます。
デメリットは価格で、住宅としての工法としては最も高価な工法といえます。

モリス住宅総合研究所  

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