住宅ミニ知識

リフォームのお話 〜第4回〜

 

○その二 食器洗浄機(食器洗い乾燥機)。
システムキッチンの仕様を選択する際に、食器洗浄機のビルトインを勧められると、「手洗いの方が早い」「経済的」「今までそうして来たから」「スペースがもったいない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、食器洗浄機は使い方によって非常に便利で効率的なものですので、検討してみるのも良いでしょう。

メリット1   家事作業時間の短縮でゆとりの時間がつくれます。

通常、4人家族の朝晩の食器洗いに掛かる時間は約10分×2回=20分程。その20分を食器洗浄機に変えることにより、365日で約122時間、40年とするとなんと4867時間=約203日も自分にゆとりの時間が生まれることになります。

メリット2   節水、省エネで環境と家計にやさしい。

(財)省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大辞典」によると、1年間のコスト差は、手洗い 23,470円、食器洗い乾燥機 14,020円で、年間差額9,450円と報告されています。手洗い時の水の使用量は平均60ℓから70ℓで食器洗い乾燥機の約6倍となり、寒い時期では給湯器の使用でガス代等も加算されます。一方食器洗い乾燥機の場合は、イニシャルコストは掛かりますが、少量の水と効率的な電気の使用により環境と家計にやさしいといえます。

メリット3   手洗いよりもきれいで衛生的です高温のお湯で洗浄した後に高温で乾燥させるので雑菌の繁殖を抑え衛生的です。
        余談ですが、食器洗い乾燥機を食器保管場所として、使っては洗い、又取り出してという方の話も良く聞きます。
        又、手荒れの防止にも貢献しているかと思います。

但し、使い方によってはコスト高にもなりますので、以下のことに注意して使うと効果的です。

①少量の食器を頻繁に洗わない。
②洗浄設定の仕方に気をつける。※機種によっては省エネ設定モードがある
③上記と共に予洗(食器に残った大きな汚れをざっと落とす)を行う。

 

モリス住宅総合研究所 監修

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