土地選びのお話6
土地選びのお話6
住宅造りの四方山話
【土地選びの話】 NO,0006
●地形(じがた)
土地の平面的な形状、すなわち土地の形のことを「地形」といいます。
傾斜や起伏などの形状も含まれ、一般に正方形を代表とした
均整な形に近ければ「整形」不定形な形であれば「不整形地」と言われます。
地形が整形か不整形(変形)かは、価格決定の大きな要素となりますが
正方形がベストという訳ではありません。
不整形(変形)の土地は二つに大別され、ひとつは旗竿地で、
もうひとつは台形や多角形などの不整形という変形土地です。
理想としては、希望面積の長方形(黄金比)で長辺が
南側道路(4M~6M位)に接道しているのが良いと言えるのですが、
坪単価も高く予算に合わないことが多いと思います。
それに比べて不整形(変形)の土地は比較的安く、
その土地の状況次第では整合性のある建物やユニークな設計が出来ます。
旗竿地については、元の敷地を半分に分筆した為に、
奥の敷地が旗竿のような地形になり、道路へ2m接していないと
建築出来ないという法律があるので、竿部分の幅は2mの場合が多く、
この幅が2.5m以上あると縦列駐車スペースと歩道が確保出来、
使用効率が断然上がります。
又、台形や多角形などの不整形な地形でも、外部にゆとりの空間が出来たり、
建物の形状が斬新になったりと未知の可能性はあるといえます。
間口が狭く奥に長い長方形の土地や、狭小地の方が
面白い設計も出来、土地のコストも安く済みます。
しかし、地形以前に地盤や海抜やインフラ(経済、社会)や
その土地の日照や近隣の状況も考慮することが大事です。
モリス住宅総合研究所
「省エネ住宅ポイント制度」
「2015年 新年会」
土地選びのお話5
住宅造りの四方山話
【土地選びの話5】 NO,0005
軟弱地盤で起こる、不同沈下
建物が傾き、倒壊の危険性が生じることがあります。
なぜ沈下が起きるのか
表層地盤は水と空気と土から構成されており、地盤沈下が起きやすいのは水分を多く含ん
だ地盤で、そんな地盤に建物がのると、徐々に水や空気が抜けていき、
地盤の体積が減少してゆきます。
この現象を圧密沈下といい、圧密沈下は建物をのせてすぐに現れるのではなく、
数カ月から数年経過してようやく現れるのが普通で、
一度沈下し始めると建物の荷重と地盤の強さがバランスを取るまで続きます。
不同沈下の発生原因
① もともとの軟弱地盤に荷重が偏った建物が建っている場合に発生しやすくなります。
② 軟弱地盤と良質地盤が混在している場合に発生しやすくなります。
③ 切り土・盛土で構成された造成地で、盛土に良質なものを使っていなかったり、
十分に締固めや養生期間を設けていなかったりした場合に発生しやすくなります。
④ 地層に傾斜があったり、良質地盤の中に軟弱層がある場合に発生しやすくなります。
⑤ 瓦礫による盛土をしたときに、雨水の浸透により瓦礫の隙間に土砂が流れ込んでしまい沈下が発生しやすくなります。
また、締固めが不十分だと、瓦礫が動いてしまい沈下することもあります。
⑥ 雨水や地下水は土の中へ浸透し、流れやすい方向へ土を動かそうとし、表土も地下に向かって流れていく性質があり、
流失の可能性がある(擁壁や土止めが不確実な場合や傾斜地や砂地等)場合に発生しやすくなります。
モリス住宅総合研究所
「本年も宜しくお願い致します」
「2014 忘年会」