「賃貸か?持家か?」
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知っていますか!-住宅編-
【住宅造りキーワード】 第24回 NO,0073-1
住宅工事の各工種と仕様
●電気設備の種類と考え方
最近の住宅の設備関係は進歩が早く、増設やリニューアルに際し
新築時には想定出来なかった問題も発生しますので、
将来導入できるように最初からある程度の対処をしておくことが大事です。
●コンセント
コンセントの数は二畳に一ヶ所以上の割合で設置するといいでしょう。
ただしコンピューターなどの機器を置く場所はプリンターや外付けHDなどの周辺機器も
ありますので、多めにした方が実際の使用時に蛸足配線などを予防できます。
●配線・配管
ホームシアターなど将来の色々なニーズに対応し、後からでも配線が簡単に施工でき
るよう、電気配線用の配管をするなど計画の段階でよく検討しておくことも大切です。
●冷暖房と換気
換気は、室内の汚れた空気を新鮮な外気と入れ替えることですが、その効果は室内の
空気が1 時間に何回外気と入れ替わるかで表されることが多く、この回数を換気回数(回/h)
と言い、また入れ替わる空気の量を換気量(m3/h)といいます。
住宅を建てる際には原則として機械換気設備の設置が義務付けられています。
モリス住宅総合研究所
「火災警報器」
「夕日」
それぞれの部屋にあったスイッチの位置を考えましょう。
知っていますか!-住宅編-
【住宅造りキーワード】 第23回 NO,0072
⑥住宅工事の各工種と仕様 XI
照明器具選択のコンセプト その4
●スイッチの位置
・設計段階で大事な事は照明器具の種類や位置、配線プランを決めておくこと、また照明や換気扇等を運転させるためのスイッチは、
取付場所に注意が必要です。
なぜなら、照明用途により毎日必ず使用するスイッチに取付位置に不備があると、不便さが際立ってしまいます。
常時室内に人が居て、必要に応じてオンオフさせる必要がある場合はスイッチを室内に設けます。
倉庫など、室内に普段人がおらず、入室する際に点灯し退室時に消灯する用途の場合は、室外に設けます。特に照明のスイッチは
「入口部」「主要動線」の二点に特に注意し、暗がりを歩いて行って推すような計画は避けなければいけません。
また、スイッチは扉の影にならないように配置するのが原則です。扉の裏側にスイッチが配置されていると、オンオフするために扉を
閉めなければならず運用上問題です。
出入口が2箇所以上あったり、階段に照明スイッチを設ける場合は2箇所以上でオンオフできるよう3路スイッチなどを使用しますが、
人の動線や位置を把握し、使いやすい場所にスイッチが取り付けられるように計画します。
照明スイッチの一般的な取付高さは、住宅の場合、床から1,200mm芯、一般用途の場合、床から1,300mm芯です。
フリーアクセスフロアなど、床が高くなる部分では、取付高さが変わってしまうことになりますので注意しましょう。
・屋内配線の分岐回路は、用途別に設定することが一般的です。
電灯用の回路は、用いる照明器具の消費電力と個数に基づいて設定します。広い住宅の場合には、複数の回路を必要とする場合も
ありますが、これらの設定は容量の分散や最適な回路設定等素人では無理ですので住宅会社の電気専門の部門に任せましょう。
又、スイッチやコンセントの数は図面や仕様書に書かれていても、位置が指定されていないことか多いので間仕切り工事が終わった
時点で現場に出向き、位置を確認することも良いでしょう.
http://electric-facilities.jp/denki1/sw.html
http://www.ozone.co.jp/housing/knowledge/plan/setsubi/lighting.html
モリス住宅総合研究所
「食事会」
「上棟!」