お部屋の趣を決める壁には大きく分けて2種類あり、構造によってお部屋の雰囲気が変わります。
【住宅造りキーワード】 第18回
⑥住宅工事の各工種と仕様 Ⅹ
壁下地の構造
木造建築 屋内の壁の構造は、大きく分けて真壁(しんかべ)と大壁(おおかべ)の2種類があります。
真壁
真壁とは柱と柱の間に柱の厚さより狭い壁を作り、柱や梁が露出する仕様です。
壁の厚さが薄いので部屋が広く感じられ、伝統的な和室の趣を出すには最適です。
また、柱が露出していることで木材の持つ調湿性能が充分に発揮でき、乾燥しやすく腐りにくいことが長所です。
しかし、壁の内部に筋交いを配置しにくいため、耐力壁が少なくなりがちで、柱は構造材と化粧材を兼ねるため材料費が高く、施工の手間も掛かるため施工費も高くなります。
大壁
大壁とは柱を壁材(石膏ボードや合板や無垢材)で覆ってしまい、柱が見えない仕様です。
壁の内部に強度の高い筋交いを配置したり、厚い断熱材を入れることができるため耐震性に優れ、気密性がよく防火、保湿、防音上に有利といえます。
また、柱が壁の中に隠れてしまうため、仕上げの美しさよりも強度を優先するため、材料費も安く抑えられます。
モリス住宅総合研究所
弊社のゴールデンウィーク休暇を下記の通りとさせていただきたく御案内申し上げます。
4月27日(土)~29日(月) 休業
4月30日(火)・5月1日(水)・2日(木)営業
5月3日(金)~6日(月)休業
誠に勝手ながら、休暇中のメール等のお問合せにつきましては、営業日に対応させていただきます。
よろしくお願いいたします。
ガラスには様々な種類があり、生活シーンによって使い分けると良いでしょう。
【住宅造りキーワード】 第17回
⑥住宅工事の各工種と仕様 Ⅸ
開口部(サッシュ)そのⅢ
◆ガラスの種類
「フロート板ガラス」
一般的な板ガラスのことを言います。
「フロストガラス」
ガラスの表面をブラッシングしてスリガラスにしたもので、曇りガラスのことです。
「型板ガラス」
ガラスの片面にさまざまな型模様をデザインされ、光 を通して視線を遮るガラスです。
「複層ガラス」
複層ガラス(ふくそうガラス)とは、複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気やアルゴンガス等が封入された(または真空状態にした)中間層を設ける形で1ユニットを構成するガラスを言います。
中間層は密閉されているため、基本的に中間層の厚さが増すほど断熱性能が高まりますが、中間層が12mmを超えると封入された気体に対流が発生し断熱性能が薄れてしまいますが、中間層にガラスを追加することでこの問題は解消できます。
「強化ガラス」
同じ厚さのフロート板ガラスに比べて数倍の強度があり、割れても破片が粒状になるガラスです。
「合わせガラス」
柔軟で強靭な樹脂中間膜を2枚のガラスの間に圧着して断熱や防音効果を高めたもので、紫外線をカットする機能もあります。
「防犯ガラス」
柔軟で強靭な樹脂中間膜を2枚のガラスの間に圧着して、ドライバーによる「こじ破り」、バール等による「打ち破り」に高い抵抗力を持ち、防犯性に優れたガラスです。
紫外線をカットする機能もあります。
「高断熱複層ガラス」
板ガラスに特殊金属をコーティングした高性能な複層ガラスです。
太陽熱を効率よく採り入れ、しかも暖房熱は室内側に反射させ、外逃がさない機能をもつガラスです。
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平成25年度住宅補助金制度一覧
□ 木材利用ポイント制度
□ 住宅用太陽光発電導入支援対策補助事業制度
□ 住んでよししずおか木の家推進事業
□ 合併処理浄化槽設置補助金制度
□ 島田市木材需要促進対策奨励金