メンテナンスのお話~第5回~アップしました。
メンテナンスのお話~第5回~アップしました。
設備
設備関係については、特に水廻り機器の使い方やメンテナンスが重要です。誤った使い方や、手入れを怠ると大きな代償を支払うことにもなります。
○キッチン
水廻りだからこそ、水気、湿気に気をつけることが大切です。
カウンタートップは使い終わったら水気を拭き取り、乾いた清潔な状態に保つことが必要で、シンク下のキャビネットなども湿気がないよう、時々最下部のスライドキャビネットを外し底部や裏側の汚れを除去したり水漏れ等がないかチェックも必要です。
人工大理石のカウンターはクレンザーなどで磨けばきれいになりますが、ステンレストップについては中性洗剤を使用するなどトップの材質によってもメンテナンスの方法が異なりますので、詳細については、メーカーのお手入れマニュアル等を参考にしてください。
使い方でもっとも差が出るのがコンロ廻りです。吹きこぼしなどを頻繁に起こすと五徳が壊れたり、内部が錆びたりし、魚焼きグリルなども使ったらこまめに洗うことを怠ると耐用年数を早める原因になります。
シンクを清潔に保つことはもちろんですが、排水トラップなども定期的にパイプ洗浄剤を使って洗浄することも大切です。基本的には残飯や野菜屑等を分別して流さない(ディスポーザ付は別)ことがパイプ詰まり等を防ぎます。
メーカーのメンテナンス担当者が言うには、キッチンの使い方で住まい方が判る様な気がしますと言う程ですから、いつもきれいにしておきたいものですね。
モリス住宅総合研究所 監修
構造見学会を開催しました。
ご予約をいただいてのご案内でしたので、ゆっくりと説明させていただくことができました。
まだまだ、暑い日が続く中ご来場いただき、本当にありがとうございました。
当日の様子は CECのブログ をご覧下さい!
メンテナンスのお話~第4回~アップしました。
島田市旭町にて構造見学会を行います。 9月10日まで開催 予約制です。
耐震性・省エネ性能・劣化対策・居住環境への配慮等厳しい基準をクリアした”200年住宅”の異名をもつ「長期優良住宅」仕様となっております。
当日は、この住宅にまつわる補助金や様々な税優遇措置などについてもご案内致しますのでご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。
最近の基礎には風窓が無く、「基礎パッキング工法」(基礎天端と土台の間に20ミリ程度のパッキンを点在させパッキン間の隙間で通気、換気させること)を仕様としている住宅会社も多くなってきています。
この工法は、
①風窓部分の鉄筋、モルタルの欠損部分を無くすことでの基礎の強さをハイレベルで保てること。
②通気、換気の死角を無くせること(風窓だと基礎の角部分や内部の基礎部分の空気の動きを大きく遮断される)。
③モルタル基礎部と木材土台部をパッキンで隔てることにより湿気の伝わりを押え、土台の調湿面積をふやすことができる。
などお勧めの工法と言えます。
加えて「ベタ基礎工法」(基礎内側部の床下全面に鉄筋・モルタルを施工し、基礎立上げと底盤を一体化させる)も基礎の強靭さが増し、土中からの湿気を遮断するのでお勧めします。
床下の点検は、住宅の施工会社が主に以下の要領で点検します。
1.シロアリや害虫の点検
2.湿気状況の点検
3.カビや腐食の点検
4.通気や換気の点検
5.基礎や土台、大引き、根太、断熱材等の点検
6.漏水や配管等の点検
床下に大きく被害を及ぼすものは湿気や漏水による木部の腐食やシロアリの被害が主です。これらの特性と予防方法(新築時の工法選択も含め)をお話しします。
○木材腐朽菌
木材腐朽菌とは、木材を腐らせる菌で、きのこの種類です。
繁殖温度は、25~30℃が最適とされていますが低温でも活動します。
住宅の中で腐れが発生しやすい場所は、床下、浴室、台所等の水廻り部分など湿気が多い場所で、このような場所は、腐朽と同時にシロアリの被害も受けやすいといえます。
調湿対策として共通していえることは、「基礎パッキング工法」や「ベタ基礎工法」の選択や浴室をユニットバスにすることや、建物の外周部分を遮蔽物(物置等)で大きくふさいでしまうことがないようにする事です。
モリス住宅総合研究所 監修
家族との団欒、愛犬とのふれあい、友人たちとのおしゃべり・・・。
たくさんの人たちが集い、語らう家ができました。